2014年2月27日木曜日

本の話3 真田太平記

久しぶりの本の話ネタです。
「真田太平記」は、池波正太郎さんの代表作の一つです。

全12冊からなり、真田昌幸-信之、幸村兄弟の2代に渡って、戦国の世を生きた人々の姿が描かれています。



 以前にも読破していたのですが、真田家の御膝元である上田市まで、車で1時間あまりの近場に住むこととなり、また諏訪の地も、多少なりとも関わりがあることから、就寝前のお楽しみである読書タイムに、再読することにしました。

小説は、武田家滅亡の寸前、現在は桜で有名な高遠城を、織田の軍勢が攻め滅ぼそうとしている最中から始まります。
その後、真田昌幸が豊臣家に仕えることとなり、関ケ原の戦い、紀州九度山での幽閉、昌幸の死、大阪夏~冬の陣での幸村の死を経て、太平の世を迎え、長男でありながら徳川家に仕えた真田信之が、上田の地を離れ、松代に移るまでを描いた長い物語です。

主人公は真田家の3名なのですが、物語の最初から最後まで登場する、女忍びのお江の存在感が半端ないです。

また、関ケ原の戦い、大阪夏の陣、冬の陣の描写も臨場感に溢れていますし、真田家以外にも、加藤清正や甲賀忍び等のエピソードもたっぷり盛り込まれています。
池波正太郎さんの小説が好きなのは、偉人だけではなく、市井の人々、戦国時代で言えば、足軽や名もなき忍びのようなキャラクターを、愛情をこめて描いているところなのです。

この信州の地に住んでいると、前に紹介した「武田信玄」もそうですが、縁の地を訪れることによって、より小説がリアルに感じられます。

そんな上田市には、池波正太郎「真田太平記館」があります。


館内は、真田太平記に関する展示や、名場面再現VTRの放映があり、池波ファンならばきっと
楽しめると思います。

また、上田市は、上田城跡を始め、真田幸村・・・真田十勇士を観光の目玉にしているもようです。



最近は戦国モノのゲームも流行っているようなので、ご興味のある方は少し足を伸ばして訪れてみるのも良いのではないでしょうか?





2014年2月12日水曜日

信濃では月とほとけとおらがそば

「信濃では月とほとけとおらがそば」 とは信州出身の小林一茶の句です。

実際に、ビーナスライン沿いにも沢山お蕎麦屋さんがありますので、全てのお店をコンプリートするのはちょっと難しいですねぇ。
ただ、どこでたべても外れはないように思います。



 どのお店が一番美味しいかと言えば・・・うーん結局好みの問題になるのでしょうね。

蕎麦自体についても、香り、のど越しの良さ、蕎麦の甘味、腰の強さ、十割蕎麦か二八蕎麦か・・・
汁についても、甘めが好きな人や、東京の蕎麦のように辛めのが好きな人・・・
薬味も、生山葵や辛味大根、ネギは入れるか入れないか・・・
人によって様々ですよね。

僕自身は、香りが良くて、引き締まってしっかりした食感の蕎麦が好きです。二八蕎麦の方が、腰があってのど越しが良いので、好みかもしれません。汁は甘くなく、薬味は辛味大根を少し入れるのが好きです。ネギはあまり入れません。
もっとも、お昼に蕎麦だけでは足りないので、以前おかみもブログに書いていましたが、なにがしかの丼などとセットになったメニューを選んでしまいます。(苦笑)

一番よく行くのは、ビーナスライン沿いにある、おかみ曰く「味の四天王」の一角でもある「長寿更科」さんです。ミニ丼セットの天丼にするか、牛丼にするか迷ってしまいます。


あと個人的に好きなお店が、岡谷IC近く、国道20号から少し脇道に入ったところにある「わかば」さんですね。


こちらも、平日のお昼のセットがお値打ちで、蕎麦も美味しいです。若い店主が頑張っている感じが好感が持てます。
営業時間がお昼だけのようですが、岡谷IC方面でお帰りの方にはおススメです。

実は、本日は買い出しの際に、先回利用した時にくじ引きで当たった、ミニ天丼セットのタダ券があったので、「長寿更科」でお昼にしました。

そこでオーダーしたのが・・・
いつも冷たい蕎麦を食べてしまうので、いつか食べたいと思っていた・・・
冬季限定メニューの「カレー南蛮蕎麦」です!


別オーダーの白いご飯との相性抜群です。
汗をダラダラ流しながら、最後はご飯を残った汁に入れて、雑炊状態にして完食しました。
ただ、カレー南蛮にするのなら、蕎麦ではなく、うどんでもよかったのでは(汗)







2014年2月4日火曜日

車山高原スキー場 20ウン年ぶりの再デビュー!

 
1月末になって、ようやく車山スキー場に滑りに行くことができました!
 
1昨年は、車山に居住しながらも、開業準備でバタバタしており、結局行けずじまいで・・・
昨年末は、初の冬季営業という事で、まだまだ不慣れな点も多く、自重しておりまして・・・
 
満を持して、晴天の平日を狙って、スキー場に向かいました。
車山は、20代前半の会社員時代に、行って以来20ウン年ぶりになります。
 
おかみと、SKY-LINER クワッドに乗り、何本かファミリーコースで足慣らしをした後、一人でSKY-PANORAMAクワッドに乗って山頂を目指します。
 
左手には上級コース最大斜度38°のキャプテンコースとスポーツマンコースが見えます。

 

クワッドを降りると、車山山頂の気象レーダーが見えます。
 

八ヶ岳の南には富士山も。天気もP-カンです。


まずはパノラマコースに向かいます。
滑り出しは、コース幅が狭いので初心者には少し厳しいかも。でも、パノラマというだけあって、周辺の景色はサイコーです。


この後、スマホで撮影しながら滑ってみたので、下のリンクからご覧くださいませ。
画像がブレてますので、酔っぱらわないようにご注意ください(苦笑)

パノラマコース動画    ファミリーコース動画 


中上級者の方は、第7ペアリフトとSKY-JETERクワッドを乗り継いで滑るのがおススメです。
最大斜度35°ビーナスコースのフラットな一枚バーンをすっ飛ばすのは、むちゃくちゃ気持ちいですねぇ。


結局、すべてのコースを一通りコンプリートし、一日たっぷり滑って、大満足でした。

これで、お客さまにも、スキー場のコースについても、しっかりと、ご説明できるようになりましたよ。