2013年8月27日火曜日

真夜中の天体観測

忙しくも楽しかった車山高原の夏も終わりに近づいています。
只今午後11時30分の外気温は13.6℃と、涼しいよりは「寒っ!」長そでのジャージでは心もとない感じです。

Salut!の楽しみ方として、とあるお客様に教えて頂いたのですが、サリュの森のブランコに乗って星空を見上げると、素敵だという事でした。

繁忙期ということもあって、じっくりと星を眺める時間も取れなかったのですが、今晩はお客さまも一段落し、空には雲一つなく、月も隠れているという絶好な機会でしたので、先ほど庭に出てブランコに乗ってみましたら・・・

目が慣れてくるにつれ、満天の星空が広がってきました。

皆さんにも紹介したくて、カメラのマニュアルを引っ張り出し、マニュアル設定の仕方を読んで、何とかブランコから見た星空を撮影してみました。
あまりうまく撮れていませんが、雰囲気は感じていただけるでしょうか。


木々に囲まれて、見える範囲は限定されているのですが、それがまたいい感じです。
オプションで、多分50m位離れた辺りで草を食べていると思われる、鹿の「ピーヨ」という甲高い鳴き声もお聞きいただけます(苦笑)

天候次第ではありますが、暖かい上着をお持ちいただいて、真夜中の天体観測もお楽しみいただけたらと思います。


2013年8月21日水曜日

フォカッチャちゃなんけ?

サリュでは、前菜の後、「ガーリックトースト・コーリーズ風」をお出ししております。

コーリーズ風とはなんぞや?というご質問には、いずれブログでお答えするとして、このガーリックトーストがかなり好評なのですが、連泊メニューでこれの代わりになるものを検討した結果・・・
「フォカッチャ」を焼くことに相成りました。

当初は、レシピ本のとおりに、強力粉を使い、ジャガイモスライスを乗せて仕上げていました。

・・・悪くはないのですが、信州らしさとオリジナリティに欠けるような感じだったので、おやきを始めとする粉食文化の盛んな信州らしさを少しでも取り入れられたらと考え、信州産小麦を使った「地粉」を用いることにしました。



ドライイースト、オリーブオイルを加えて練り上げ・・・


発酵させると、倍以上に膨らみます。


天板の上に載せて、2次発酵させた後、親指で窪みを作ってオリーブオイルと、荒塩をふります。


オーブンで焼くこと、17分ほど・・・パンの焼けるいい香りがしてきます。


焼き上がりです! 本来はここで表面にオリーブオイルを塗るのですが・・・あえて塗りません。


お客様にお出しする直前に、オーブントースターで軽く温め、信州産のトチの蜂蜜をたらーりと表面にかけて完成です。


カリッとした生地の表面と、蜂蜜の甘み、荒塩のしょっぱさ、オリーブオイル、地粉のもつ小麦の風味がマッチしています。
ガーリックトーストのようなはっきりした美味さとは別の、素朴な美味しさがあると思いますよ。

さまーしーずん御礼

お盆をピークに、サリュもおかげさまで連日満室の日々が続いておりました。

16日以降、少しづつ落ち着きまして、ようやくブログが書ける余裕が出てきました。

なにしろ、初めての繁忙状況だったため、精一杯努力はいたしましたが、行き届かない点も多々あったかと思います。来年のシーズンには、反省点を鑑みてしっかり生かさなければと、おかみとも話しております。

ご利用いただいたお客様、本当にありがとうございました!



気が付けば、薄の穂が目につくようになりました。車山では、一足早く秋の気配が近づいているようです。