2015年4月7日火曜日

リフォームの匠への道 (水栓金具リニューアル後・・・大参事のリカバリー編)

春シーズン前の閑散期、しばしの休息を・・・ ふと、カウンターの上を見ると

さりげなく、実家に帰ったおかみが残して行った 「やることリスト」

帰ってくるまでやらなくても良いからねと言い残してはいったものの・・・

気になりますねぇ

さっさと片付けてしまいますか!

1階お風呂場の古い水栓金具、サーモ(温度自動調整機能)とシャワーは付いていますが
さすがにくたびれて来ています

新しい水栓金具にリニューアルしましょう


以前も、交換してやり方は分かっていますので、サクッとやれちゃいます
以前のブログでもやり方は紹介しましたよね

古い金具をパイプレンチで取り外して・・・



新しい金具を取り付けます



あっけなく完了!

続いて、2階のお風呂の金具も同じタイプに交換しましょう



こちらも、サクッと取り付け完了

止めてあった水道の元バルブを開いて、通水確認です

が、2階のお風呂に入ると・・・水栓金具を開いてもないのに水の流れる音が・・・

「ジャー」  な、何?

そして、水の激しくしたたる「ボタボタ・・・」という音

ヤバい! ダッシュで水道の元バルブを閉めて1階に下りて見ると

女子トイレの天井から、大量にしたたり落ちる水・・・

まずは、ひたすらに床に溜まった水の始末をします


ようやく漏水が収まったので、原因追及です

思い当たる節は、ユニット壁から古い金具を取りはずそうとした時

回しても外れなくて、諦めてそのまま古い金具を流用したのですが

その時に配管を傷めてしまった様です


ユニットバスの天井点検口を開けて



ユニット壁の裏を確認します


古い在来のお風呂の後にユニットを施工したのが分かりますね

ただ・・・このリフォーム方法では、ユニット壁と元の壁の間隔が狭すぎて入ることが
できません

幸いなことに、配管はニップルを空回りさせた時にソケットのところで外れただけ
で無事なようでした

悩んだ末に、思い切って壁に点検口を開けて修理することに

まずは開口部のサイズと位置を決めて、金具を取りはずします


ドリルで穴を開け、電工用のこぎりでカットします


開口完了です・・・もう戻せない(苦笑)



手を突っ込んで、外れた配管を元の位置に戻し、ソケットにニップルをねじ込みます



水栓金具をもう一度取り付け、開いた穴は150角のタイルを貼り付けて塞ぎました

意外とイケてるかも

せっかくなので、このタイルを生かした装飾を考えますね



2階のユニット工法のお風呂と1階の在来工法のお風呂を同じようにやってしまった
ことが反省点ですね

なんとか、修理も終わり通水確認もOK!
大参事を招きましたが、いい勉強になりました。
っていうか・・・設備業者さんを呼ばなくても済んだのが何よりでした。



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