リフォームの匠への道 （バス水栓金具交換編）

サリュも２年目を迎え、車山ペンションビレッジで毎年行っている、修学旅行の受け入れを始めることになりました。
間もなく、最初の中学校に来ていただくのですが、楽しみな気持ちと、ちょっぴり不安が入り混じっております。

ところで、修学旅行では、限られた時間に大人数がお風呂をすませなければなりません。

サリュには、１階に、家族４人くらい同時に入れる大きな浴槽と、２か所の洗い場を備えたお風呂。２階に、少し大き目ですが、一般家庭にあるのとほぼ同じ感じのお風呂があります。

１階のお風呂は２か所洗い場があるのですが、そのうち１か所はシャワーが付いておらず、蛇口のみでした。
おかみの強力なプッシュもあり、少しでも、スピーディに洗ってもらうために、水洗金具をシャワー付きのものにリフォームすることにしました。

今回は、ホームセンター「ナフコ」さんで、ＩＮＡＸの「サーモスタット付シャワーバス水栓」を購入しました。寒冷地仕様です。

早速取り付けです。
必要な工具は、モンキーレンチと、パイプレンチ、ウォーターポンププライヤ、シールテープくらいのものです。

まずは、古い金具をモンキーレンチで外し、取り付け脚金具も手でゆるめて外します。

清掃した後、新しい脚金具を、ちょうど金具の取り付けピッチ１００ｍｍに合うようにシールテープを巻いてねじ込みます。水平かつピッチ１００ｍｍに合わせるのに、少しコツが必要です。
水栓金具本体を取り付けます。

 

ここまで来たら、後はカンタン！吐水口とシャワーを取り付け、シャワーフックを壁にビス止めすれば完成です。

ブランドマークが「ＩＮＡＸ」でなく「ＬＩＸＩＬ」になっています。うーん、いよいよですか。

これで、２か所の洗い場が、それぞれシャワーを使えるようになりました。

ただ、ペンションのボイラーは大きなホテルやスーパー銭湯のように大型ではないので、お湯の供給能力には限界があります。

２階のお風呂と同時にシャワーを使った場合など、お湯がぬるくなってしまう可能性があるので、出来るだけ出しっぱなしはやめてくださいね。エコにもつながりますし。

ご協力、よろしくお願いいたします。　(^^ゞ